豊富温泉
日本ではここでしか味わえない油分を含む温泉を楽しめるのが豊富温泉です。アトピーなどの皮膚疾患のある方が湯治に訪れる事もあり「奇跡の湯」と呼ばれているのだとか。
今回私たち夫婦は旦那の湯治のためにこの豊富温泉を訪れる事になりました。
記事を執筆しているときは滞在10日目ほどで、残すところあと20日間と言った感じです。温泉の泉質や効能など素人判断であれこれ言えたものではないので、ごく一部の人間が感想を述べている程度の事ととらえていただけると幸いです。
ニュー温泉閣ホテル
今回湯治宿に選んだのがニュー温泉閣ホテル。義母にすすめられたのは向かいにある川島旅館だったのですが、色々調べた結果ニュー温泉閣ホテルになりました。
正直ぱっと見た感じ川島旅館の方が見た目もキレイで今時の人はそちらの方が好みなんだろうなぁとは思いましたが、設備の問題や料金的な事、旅館内に猫がいるなどの口コミを見てやめました。
多分猫の口コミが無くてもニュー温泉閣ホテルを選んでいたと思います。
食事
今回は2食付きの湯治プランで宿泊をさせていただいているので、朝夕の2食がついてます。別にあれこれ贅沢な食事がしたい訳ではなく、ただ満足できる量が食べられれば良いねって感じでした。
この日の小鉢(ひじき・塩辛・納豆・梅干し)はバイキング形式で食べたい人だけ取ってきて食べるスタイル。これに追加してとっても美味しい豊富牛乳もしっかりといただけます。
普段なら一人前では足りない旦那もこちらの食事には大満足で毎日楽しみにして過ごしています。
こちらもいつかの夕食。手前にあるお漬物がとっても美味しくてどこで買えるんだろう?とスタッフさんに尋ねてみたところ「料理長のオリジナルです」と返ってきました。こっそり?調味料だけは教えていただけたので、帰宅したら挑戦してみたいと思います。
お部屋
今回選んだお部屋は和洋室で洗面お手洗い付きを選びました。床生活が好きな私と腰が弱いのでベッドで常に寝転がっていたい夫の両方を満たしてくれるのでこちらにしましたが、トイレ付のお部屋は数が少ないのでご注意を。
最初はコンドミニアムに宿泊したかったんです。2人宿泊だと割引があるよと公式サイトには書かれていたので宿泊できると思って電話予約をしたのですが「2人は泊まれません」と断られました。ここはとても残念なポイントでした。
湯治旅で1ヶ月の滞在を予定していたので、お昼ご飯問題もあり、調理が可能なコンドミニアムが絶対的によかったのですが、だめなら仕方がない・・・と和洋室トイレ付と相成りました
ちなみにお手洗いはウォシュレットついてます
アメニティ
湯治のために宿泊にきたのでアメニティは割と大事?なくても困らない範囲ではありますが、私たちが宿泊した部屋のアメニティをご紹介しておきます。
- 浴衣
- ポット
- 飲み物(飲料用水が冷蔵庫に)コーヒー・緑茶
- ミニ冷蔵庫
- カップ・湯呑・コップ
- 歯ブラシ
- 剃刀
- ドライヤー
- バスタオル
- 手ぬぐい
- freeWi-Fi
- TV
たぶん普通に旅館やホテルに泊まった時にはありそうなものは揃っていると思います。小さいけどメモ帳とボールペン、消臭スプレーとか館内用スリッパとかもあります。
室内にはありませんが1F2F共に電子レンジがあったり、1Fにはトースターが置いてあったりするのでコンビニ弁当などのあたためはちゃんとできるようになっています。
ほかの部屋がどうなっているのかはわかりませんが、私たちが宿泊した部屋にはエアコンが設置されていました。他の部屋がどうなっているのかわからない理由としては、どんなに見渡しても室外機がこの部屋からしかでていないと言う事。
きっとほかの部屋は別の空調がついているのかな?と思っています。
売店
1Fには小さいけれど売店があります。近くのパン屋さんで作られたパンや、プリンやチーズなどもおいてあります。ホテルの売店では珍しい、丼系のお弁当やお惣菜、サンドイッチなどの軽食も置いてあるので、わざわざ出かけなくてもお昼ご飯を購入する事も可能です
自販機でジュースや牛乳も購入できますし、近くの工房で作られたジェラートやパピコなんかも買う事ができます。
このバターサンドは想像していたよりもあっさりしていてとても食べやすかったです。宿から車で10分程行ったところにある『milk cafe & zakka ferme』さんのバターサンドらしいです。
滞在中の日常
基本的にはとても贅沢な日常を過ごしています。お金をかけた贅沢ではなく普段では考えられない贅沢な時間の使い方をしていると言う意味での贅沢です。
1日3回の入浴
石油臭のする温泉で、もちろん油も浮いてますが湯の花が多い!ただ温泉に入りたいだけの若者だったらきっと嫌がるだろうなと思うほどに湯の花がたくさんプカプカしてます。
お湯も黄濁しているので、初見だとちょっとびっくりする見た目と臭いではないかと思います。
最初は私も困惑しましたが、今ではにおいの虜になりつつあり、1日3度も入浴する始末。旦那は湯治できているので初日から気合を入れて3度の入浴に挑戦していましたが、2日目3日目あたりに調子が悪くなって1日お休みしたりもしていました
何日か入っていると皮膚に油の膜ができたような感覚になり、お肌がとてもしっとりとしてきた感じがします。夏でも太ももなどの乾燥がひどい私ですが、今のところボディークリームなどを使わなくてもしっとりすべすべに過ごせています
1日1回~2回のお散歩
夜のお風呂の後は夫婦そろって熊鈴もってお散歩をしています。湯上りに外を歩くと空気も気持ちよく家に帰るのが恐怖でしかないよねと夫婦口をそろえて言ってしまう程に涼しい毎日を過ごせています。
昼間は基本的に私1人でお散歩していますが、日差しはそれなりに強いのでしっかりと日焼け止めぬったり日よけ対策をした方が良いです。
日傘をもって散歩に行っていますが、割と風が強く毎日なんども傘がひっくり返ってますので、飛ばない帽子とかの方が良いかもしれません
一度歩き始めると何キロも何もない大自然しかありませんので、しっかり水分を持ってお散歩です。
たまに車で観光
ノシャップ岬に行ってみたり
宗谷岬にいってみたり
その辺にいる牛さんを見に行ってみたり
ドライブしてたら野生の鹿さんにお会いしてみたり
神社参拝とかお祭りに顔をだしてみたりして毎日それなりに楽しく過ごしています。
あとはネトフリでアニメ見たりといつもと変わらない生活+贅沢すぎる時間の使い方だったりと、毎日幸せタイムを過ごせています。
あると便利なもの
お散歩・お風呂・ご飯以外はほぼやる事がない時間が続きます。日中はまだ良いですが夜は割と退屈な時間を過ごすことになります。
TV好きさんならTVを見て時間をつぶせるかもしれませんが、そうじゃない場合は結構退屈です😒
日々過ごす中で持ってきて良かった物と持って来ればよかったと思ったものをいくつか書いておきます。
持ってきて良かったもの
ノートパソコン
色々と調べものをしたり、ブログを執筆したりYoutube見たりネトフリでアニメ見たりと色々と役に立ってくれているノートパソコン。
旦那も自分のノーパソ持参しているのでお互い好きなものを流しながら夜を過ごしています。
持って来れば良かったもの
switchぐらいなら部屋で楽しめそうな感じだったので持って来れば良かったねーなんて旦那とも話してました。
ほかの部屋はわからないけどこの部屋には時計がないので置時計も持って来れば良かったと思いました。スマフォで時間はわかるのですが、時間を知りたいときにわざわざおいてあるスマフォを取りに行って確認するのが割と面倒でした。
家族で遊べそうなボードゲームなど。オセロとか将棋?とか。トランプとかなんかその辺の遊び道具ですね。期間が長いのであると良かったかも?と思ったりもしましたが、わざわざ買って持ってくるほどではないと思います。
湯治旅10日目の感想など
10日間で感じた事は、やはりお肌の変化かもしれません。旦那はまだよくわからないとは言ってますが、寝ているときに全身を搔きむしる事がかなり減ってきましたし、寝起きに大量にあった皮膚片もほとんどなくなってきています。
このまま順調に過ごしていければ良いなぁ。
ニュー温泉閣ホテル
とにかくスタッフのみなさんがアットホームな感じでとても居心地の良い毎日を過ごさせていただいています。お掃除のスタッフさんも配膳のスタッフさんもホントいつもありがとうございます!と言う思いを抱きつつ快適に過ごせています。ありがたい!
セイコーマート
北海道のコンビニと言えばと言うぐらいあちこちにあるセイコーマートにはお世話になりっぱなし。何よりも安いし美味しい。夫婦そろって「セイコーマートのために移住もありかもしれない」とバカみたいなことを言ってしまうほどお気に入りのコンビニです😂
冗談ではなく本気で移住理由になりうるほどのコンビニです。
ふれあいセンター食堂 味彩
ふれあいセンターにも湯治用のお風呂はあるのですが、宿泊先で大満足しているのでまだ入った事はありませんが、こちらにある食堂味彩ではラムのジンギスカンやエゾシカのジンギスカンが食べられます。
夫婦そろってエゾシカのジンギスカンを注文したので2人前の盛り付けですが、ライス付きもなしも選べるので良心的😊
ごはん付きでも1人前1,000円でお釣りがきます(2024年7月現在)そして美味しいです😉
残り20日間楽しみたいと思います
あまり動かないので体重が微増中ですが、美味しいもの食べて、良い湯に癒されて、広大な景色にも癒されてあと20日間を存分に楽しみたいと思います!
参考サイト
今回の執筆に関連した外部サイトをご紹介しておきます。泉質などの温泉の事や施設の事など詳しく知りたい方はリンク先からどうぞ。
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